DESIGN
微生物・炭・土中環境を中心とする生態系DESIGN
アグロフォレストリーとは
アグロフォレストリーは、農業(Agriculture)と林業(Forestry)を組み合わせ、樹木を植え森を管理しながら、そのあいだの土地で農作物を栽培したり、家畜を飼ったりすることを指し、森を伐採しないまま農業を行うことが特徴です。メリットは、単一栽培よりも、安定的に生産者の収益につながります。又、木を植え続けながら農業を続けるので、森が守られ、温室効果ガスを吸収し、気候変動の対策にもなり、森が維持されることにより生物多様性が守られることも大きな利点となります。
有用微生物群とは
EMとは、農地や水環境の改善に威力を発揮する光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など、自然界にいる人にも環境にもやさしい善玉菌の集合体で、これらの善玉菌を絶妙な比率でブレンドし、相乗効果を生み出したのがEMという共生関係です。在来の微生物のバランスを改善することによって生態系の「自己浄化」の働きを強める有用微生物。(EM使用率は海外で広がって来てますが、国内では化学肥料・農薬との摩擦があります。又、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智氏は、昔は藁や木の葉を集めて微生物を繁殖して発酵させたが、作るのにも膨大なエネルギーを必要とする化学肥料が台頭し土壌を疲弊させ藁が分解しにくくなっているとして、EM技術によって昔の人々の知恵を再び役立たせようとしていると述べた。)
光合成細菌:太陽エネルギーを利用して生育する細菌で、酸素を必要とせずに光合成を行い、土壌中の硫化水素や二酸化炭素(CO2)を栄養分として活動し、植物や他の有用微生物の餌となるアミノ酸やATP、ADPなどを分泌する微生物です。
乳酸菌:乳酸菌とは、糖類を分解して乳酸を主に生成する細菌の総称。乳酸菌が生成する乳酸により、pHを下げることで食中毒細菌などの増殖を抑えるはらたきがあります。また、乳酸菌はアミノ酸を生み出し、発酵食品に独特の風味を与えます。
酵母:発酵には、酵母が出す「酵素」の働きが大きく関わっており、糖をアルコールと炭酸ガスに分解する「発酵」と呼ばれる作用があります。この時、微生物が出すのが酵素であり、酵素によって作用されたものを副産物として私たちが発酵食品として利用しているというわけです。酵母は多くの酵素を作り出すので、酵素の供給源として優れており、他の微生物と共に酵素生産にも利用されています。
(下画像は、大分県由布市での実験EM自然栽培)
パーマカルチャーとは
パーマカルチャー(Permaculture)とは、エコロジカルデザイン・環境デザイン分野の用語であり、自然のエコシステムを参考にし、持続可能な建築や自己維持型の農業システムを取り入れ、社会や暮らしを変化させる総合的なデザイン科学概念、完結自給型農業開発。
有機土木(土中環境)とは
大地本来の浄化機能、貯水機能を改善し、(石、炭・くん炭、暗きょ・縦穴、シガラなどを用い)土の中から自然界全体を健康にしていく古(いにしえ)の土木理論と実践技術です。
土中に菌糸を張り巡らせながら土を団粒化して樹木の根を育てます。結果、通気浸透水脈が出来、大地の保水性が保たれ災害を防ぐ工法
(下画像は、千葉県昭和の森の再生ワークショップ)
(下画像は、大分県天ヶ瀬町でのワークショップ)
(下画像は、福岡県糸島市でのワークショップ)
動画
ポタジェガーデンとは
ポタジェ(Potager)という呼称は、野菜と果樹やハーブや花なども栽培する美観を備えた庭を意味します。
動画
自然栽培とは
「自然栽培」とは自然の力をいかんなく引きだす永続的な農業形式の呼称です。肥料・農薬は使用せず、植物と土の本来持つ力を引き出す農業です(野菜の味は植物本来の濃い味です)。
テラプレタ
テラプレタ(ポルトガル語で「黒土」の意味)は、アマゾンで数千年前から先住民により人為的に作られた土地で「アマゾンの黒土」や「インディアンの黒土」とも呼ばれています。
テラプレタ土壌は、紀元前450年から紀元950年までの間に農耕共同体によって作られました。
特徴的な黒い色は風化したバイオ炭(低温で焼かれた炭)で、数千年にわたって土壌に残り、ミネラルと栄養素を結合し保持し、1年間で1cmずつ再生します。土壌の深さは最大2メートル(6.6フィート)に達します。